今のうちに・・・
お盆の終わりに、北陸方向へ車で行ってきました。
初日は、帰省ラッシュ終盤で何とか敦賀までたどり着きました。
民宿「沓 おもや」さんに泊まりました。こちら、お料理のおいしい民宿なんですが、当日の夜に予約なしで行った為、食事にはありつけませんでした。そこで市内のおいしいお寿司屋さんをご紹介いただき、地元のお魚とお酒を堪能。日本海のお魚は、わかめを食べてるんですね。お魚・貝の香りが違う。とても甘くておいしかったです。
翌日は金沢へ
まずは有名な兼六園、園内のお茶室めぐり。
赤松が、沢山ありましたし、どれも立派でした。
そして、楽しみにしていた金沢21世紀美術館
美術館も素敵だったし、展示も楽しかったです。
敷地内にお茶室があるの、ご存知でした?
移築して、増築したそうです。
立派なお茶室でしたよ。
さすが、裏千家お膝元。(裏千家は、加賀藩の茶道でした)
大樋焼美術館にも行ってきました。
ふむふむ。
晩御飯は、東茶屋街の町屋をリノベーションしたお店「東山みずほ」へ。
オーナー厳選の素材で作った、お惣菜や、セレクトしたお米を土鍋で注文後炊いてくださいます。残ったごはんは、おにぎりにしてくれました。
お酒も、お食事も美味しかったー!
そもそも、この旅のはじまりは、新潟のワイナリー「カーブドッチ」に行きたいー!!というところから始まりでした。
金沢の次に、ついにワイナリーへ向かいました。
不安になるような道を進みますと、突然ぶどう畑が出現!
浮いたところのない、地に足の着いた大人のスポットでした。
あぁ、四国にもこんなところが欲しいー!!!
このワイナリー、ヨーロッパでは普通のワイン用のぶどうでワインを作るということを実践しているワイナリーなんです。決して、果物用のぶどうで作っていません。
ワインショップ、レストラン、ジェラートショップ、地ビール、ハムソーセージなど、それぞれの建物が敷地内に点在し、宿泊施設を併設したスパもアヴェダのエステやヘアサロンもあります。
基本的に、就学前の子供は施設を利用できません。ですので、子供が走り回っている光景はありません。ワインがメインですので、大人がゆっくり
出来る場所。
軽くピザとワイナリーのワインを飲んだ後、温泉にゆっくり浸かり、レストランで美味しいワインとフレンチをいただいて、久しぶりにゆっくりと食事をいただいてきました。
サービスもきちんとしていて、すべて気持ちよく、どこかの温泉施設に行って疲れた従業員に適当にあしらわれる様なそんな気分を1度もあじあわなかったことに、驚きと関心を覚えました。
またいつか、ここに来たいと思った場所でした。
こちらのワイナリーには、ぶどうの木のオーナー制度があります。
10年間こちらのワインを毎年1本送ってきてくださるそうです。
夢がありますよね。
・・・そして翌日、3日かけて進んだ道のりを1日で帰らねばなりませんでした。片道およそ800キロ!
でも、その前に佐潟に寄りました。
この湿地には、沢山の水鳥がいることで有名です。
しかし、あまりの暑さに観察する余裕なく、チラッと見て帰ってきてしまった。それでも、まだ近くの北方文化博物館に寄りました。
新潟の豪農のお屋敷です。
ここには、三角形のお茶室があるんです。
そして、京都銀閣寺ゆかりの庭師田中泰阿弥が5年がかりで作ったお庭。
とても素晴しいと思いました。でも維持するのは、大変だろうなぁとご苦労を感じました。
まったくマクロとは無縁な、酒のみな旅でしたが、日々の家事や子供達から解放され、なんともリラックス出来た夏休みでした。
まぁ、子供達は誰もついて来なかったんですがね。こちらも、これ幸いと羽を伸ばしました。
他にもいろいろいっぱい書きたいことがあるんですが、とりあえず駆け足で振り返ってみました。
皆さんは、どんな夏休みを過ごされましたか?